
あるチョコレート工場で製造しているチョコレートの重さは、1個当たり平均80gの正規分布にしたがう。
できあがったチョコレートから無作為に5個を抽出して重さを測定したところ81g 78g 72g 85g 76gであった。
チョコレートの重さの母分散を、95%信頼区間で推定しなさい。
求める統計量Vは、標準正規分布にしたがう5個の確率変数の2乗の和になる。
V=(81−80)2+(78−80)2+(82−80)2+(85−80)2+(76−80)2σ2=50σ2
標本の大きさは5なので、自由度5のカイの2乗分布にしたがいます。
カイの2乗分布表から、2.5%の点と97.5%の点を求めると0.83と12.83になります。
0.83≦50σ2≦12.83
3.90≦σ2≦60.24
√3.90≤σ≦√60.24
1.97≦σ ≤7⋅76・・・答え
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