
(1)
Aの固有方程式は
|4−λ1112−λ1112−λ|
=−λ3+8λ2−17λ+10=0
この式を因数定理を使って因数をみつけると、
f(1)=−1+8−17+10=0
この固有方程式には (λ-1)の因数がある。
したがって
=−(λ−1)(λ2−7λ+10)
=−(λ−1)(λ−2)(λ−5)=0
したがって固有値は、1, 2, 5 となる。
(2)
上の固有多項式とケーリ・ハミルトンの公式より
A3−8A2+17A−10I=0
より
A3−8A2+18A−12I=A−2I
=(211101110)
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