
掃出し法で逆行列を求めると必ず計算ミスをする人は必見
A=(1−21−5−21131) の逆行列を掃出し法で求める。
(途中で分数の計算を回避して計算間違いをしないようにする方法)
A=(1−21−5−21131):(100010001)
②+①×5 ③-① より
(1−210−126050):(100510−101)
②と③を入れ替える。
(1−210500−126):(100−101510)
左側の5を1にすると右側が分数だらけになりそうなので、左側がE(単位行列)の30倍になるように操作する。
①×30 ②×6 ③×5
(30−603003000−6030):(3000−6062550)
①-③
(300003000−6030):(5−50−6062550)
③+②×2
(300003000030):(5−50−60613512)
(100010001):130(5−50−60613512)
A−1=(16−160−1501513301625)・・・答え
Aの行列式を求める。
|A|=|1−21−5−21131|=|1−210−86050|
=|−8650|=−30
余因子行列の転置行列 t¯A=(¯A11¯A12¯A13¯A21¯A22¯A23¯A31¯A32¯A33)
=(−56−1350−50−6−12)
余因子行列は¯A=(−55060−6−13−5−12)
A−1=¯A|A|=130(5−50−60613512)・・・答え
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