
① cos2xをマクローリン展開してx4の項まで求める。
cos2x=1+cos2x2であり、
cosx=1−x22+x44⋅3⋅2+O(x6)
上の式のxを2xに置き換えると
cos2x=1−42x2+24⋅x44⋅3⋅2+O(x6)
cos2x=12(1+1−2x2+23x4)+O(x6)
≒−x2+13x4
−x2+13x4・・・①の答え
② tanxをマクローリン展開してx5の項まで求める。
①の結果使って、
(tanx)′=1cos2x=11−(x2−13x4)
これは無限等比級数の極限値の公式の形なので、
=1+(x2−13x4)+(x2−13x4)2+…
=1+x2−13x4+x4−23x6+169x8+…
(tanx)′=1+x2+23x4+O(x6)
tanx≒x+13x3+215x5
13x3+215x5・・・②の答え
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