
次の連立微分方程式を解く。
{dydx=y+2z+1dzdx=2y+z+3y(0)=z(0)=13
1番目の式に2番目の式をたすと
dydx+dzdx=3y+3z+4
ddx(y+z+43)=3(y+z+43)
y+z+43=A とおくと
dAdx=3A→1AdA=3dx
初期条件より
A=C1e3x
C1=2⇒y+z+43=2e3x
y+z=2e3x−43・・・(1)
また連立方程式の1番目の式から2番目の式を引くと
ddx(y−z+2)=−(y−z+2)
前の微分方程式と同様にこの微分方程式をとくと
y−z+2=C2e−x
初期条件より
C1=2⇒y−z=2e−x−2・・・(2)
(1)+(2) (1)-(2)より
{y=e3x+e−x−53z=e3x−e−x+13・・・答え
同じカテゴリー「数検1級の微分方程式」の一覧
次の連立微分方程式を解く。 [math]\begin{cases}\dfrac {dx}{dt}=3x\left( t\right) +y\left( t\right) \ […]