
次の連立微分方程式を解く。
u′(x)+v′(x)+u(x)+v(x)=1…(1)
v′(x)−2u(x)−v(x)=0…(2)
u(x)+v(x)=f(x)とおくと、(1)の方程式は
f′(x)+f(x)=1となる。
この微分方程式を公式を使って解くと、
f(x)=e−x(ex+c)=1+ce−x
初期条件のu(0)=0,v(0)=1を代入すると
f(0)=1+ce0=1,c=0
したがって
u(x)+v(x)=1…(3)
次に(3)の式を(2)の式に代入すると、
v′(x)+v(x)=2…(4)
(4)の微分方程式を公式を使って解くと
v(x)=e−x(2ex+C1)=2+C1e−x
v(0)=2+C1=1,C1=−1v(x)=−e−x+2…(5)
・・・答え
(5)の式を(3)に代入すると
u(x)=e−x−1・・・答え
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