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平面に対して対称な点を求める(ベクトル3)

 

 

 

 

A B Cの3点を通る平面αの法線ベクトルは

 

 

AB×AC=(|1211|,|2214|,|2141|)=(3,6,6)=3(1,2,2)

 

 

 

平面αの式は(2,2,3)を通るので

 

 

 

 

(x2)+2(y2)2(z3)=0(1)

 

 

点(9,1,1)を通って、平面αと直交する直線をnとするnの直線の方程式は

 

 

x91=y12=z12(2)となる。

 

 

直線nと平面αとの交点Hを求める

 

(2)=tをおくと

 

 

H(t+9,2t+1,2t+1)となり、これを(1)式に代入すると

 

 

(t+7)+2(2t+12)2(2t2)=0t=1

 

したがって点H(8,-1,3)

 

(9,1,1)に対称な点を(X,Y,Z)とおけば

 

(9+X2,1+Y2,1+Z2)=(8,1,3)

 

X=7  Y=-3  Z=5

 

(7,3,5)・・・答え

 

 

 

 

 

 

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